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思いついたときにただ色々書いています

雑な占い、ネモフィラの青

 

今週のはじめは、酷く苦しかった。

「続いていたものが終わります」。ふと見た雑な占いのその一文が纏わりついていた日、確かにそれは命中した。お見事。もしかしたらあの雑な占いはこれから先続く自分の未来をもズバズバと当てていくのではと思いSNSを辿ったが、見つけることはできなかった。

しかし、自分の切り替える力の強さや、時間を無駄にしてたまるかという意地、わたし自身をわたしが大事にしないでどうするんだという怒り、母から譲り受けたこれらの遺伝子には驚く。酷い苦しみから一段落着くまで、時間はかからなかった。やがて、終わってしまった続けていたことへ割いていた時間や労力を、仕事、趣味嗜好に費やす。さっきも、ずっと読もう読もうと溜め込んでいた本を一冊、一時間かからずに読み終えて、本の余韻に浸りながらレモン味の強炭酸を飲むと、"私にはこの時間がなくてはならない"と思わずにはいられなかった。

終わったことに未練はなく、否定も肯定もない。

あの海の側で見たネモフィラの花や、12時間がたったの2時間で過ぎてしまう変な感覚、よく放った言葉たちを、ふと呪いのように思い出せばいいと、ただそう思うだけである。

 

読み終えた本は、映画にもなっているんだ。

明日仕事を終えたら観に行こうと思う。

[半分はフィクション 半分はノンフィクション]

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